具体例をあげてSEOを説明します

【重要】パンダアップデートやペンギンアップデートを経て、当サイトを立ち上げてからSEOで言われていることもずいぶん変わったように思います。「コンテンツが重要」というのは変わりませんが。
現在、当サイトの記事は最新のものではありません。SEOについては、特に最新の情報を入手してください。
(2015.09.12)

【(3)とりあえず、これだけは押さえておいてSEO】でSEOについて必要最低限覚えておいてほしいことを説明しました。
私が「一般的に言われているSEOの理論通りに対策をしたらどのくらいで上位にあがってくるか」を実験したサイトを例に、SEOについてもう一度説明します。

SEOは、「キーワード」「テキスト」「リンク※」の3つが大事。
でも一番大事なのは「内容」です。

具体例を見る前に、SEOは「キーワード」と「テキスト」と「リンク」が大事、もっと大事なのは「内容」だということを思い出してください。
特に、ここ最近googleのアルゴリズムが進化し、厳しくなりました。小手先の技術ではなく、本当に質の良い、訪問者にとって良いサイトが上位にあがるようになるようです。(まだ日本ではそのアルゴリズムは導入されてないそうですが2011年6月現在)
忘れた人や読みとばした人は【(3)とりあえず、これだけは押さえておいてSEO】を読んでください。

※低品質なサイトからの被リンクや、サイト内での不自然なリンクは評価を下げる原因になります。

「リンク」は人間関係によく似ています。

「キーワード」と「テキスト」はなんとなく理解できると思います。
しかし、「リンク」というのはいまいちピンとこないのではないでしょうか。
リンクは人間関係によく似ていると思います。この後人間関係で例えながらリンクについて説明します。
(ここでいう人間関係はあくまで一般的な見解です。)

リンクを人間関係で例える(1)友達の数の多さ=リンクの数

友達の少ない人と多い人では、友達が多い人を信用するでしょう。
検索エンジンも、リンクされている数、つまり被リンクが多いほど評価が高くなると言われています。

ただし、数が多いだけではだめなのです。

SEOのリンク

リンクを人間関係で例える(2)良い友達が多い友達=リンクの質

友達がいない友達を持っているよりも、人望のある友達をもっている人の方が信用できますよね。
検索エンジンも、質の高いページからのリンクを評価すると言われています。

SEOのリンク

リンクを人間関係で例える(3)専門家からの答えを信用する=リンクの関連性

サイトの作り方を友達に聞きました。
事務の仕事しているAさんよりも、ウェブデザイナーの仕事をしているBさんの方が専門家ですから、Bさんを信用するでしょう。
このように、関連があるページからのリンクを検索エンジンは評価すると言われています。
関連性を高めるには、リンクのはり方に気をつけてください。これは、【(3)リンクのはり方に気をつけて】でも説明しています。

SEOのリンク

リンクを人間関係で例える(4)付き合いの長さ=リンクの年数

1か月しか付き合いのない友達よりも、10年付き合った友達の方が信用できるでしょう。
リンクも同じで、リンクをはられてから長いほど検索エンジンの評価が高くなると言われています。

リンクは「質」と「関連性」が大事です。

今までの経験上、リンクで大事なのは「質」と「関連性」のように思います。
これから具体例をあげるサイトも、被リンクの数と年数は他の競合サイトに比べると大したことありません。

では具体例で説明をはじめます。

具体例としてあげるサイトは、「パン屋関西めぐり隊」という、趣味と実益を兼ねて作った関西のパン屋の情報サイトです。

SEOの説明サイト

サイト全体のキーワードを「パン屋 関西」に設定して作りました。
検索順位は2位です。
「パン屋 関西」は人気のあるキーワードではないので、上位になったからどうということはないです。しかし、何もせずに上位になったわけではないので、上位になるまでに施したSEOをこれから説明します。
パンの写真を楽しみながら、ちょっとお付き合いくださいませ。

サイト名にキーワードを入れる。

サイト名にそのままずばり「パン屋関西」とキーワードを使いました。
サイト名にキーワードを入れると、タイトルタグに自然にキーワードを入れることができます。
トップページのmetaタグは下記のようになっています。

<title>パン屋関西めぐり隊</title>
<meta name="Keywords" content="パン,パン屋,大阪,京都,神戸" />
<meta name="Description" content="パン屋情報サイト「パン屋関西めぐり隊」では神戸、大阪、京都のパン屋情報を紹介しています" />

テキスト部分に意識して、かつ自然にキーワードを入れる。

「パン屋」や「パン」という言葉を意識して使っています。ただし、不自然にならないように。
パンの情報サイトなので、無理をしなくても自然にキーワードを使うことができます。
画像にはもちろんaltをつけ、キーワードを意識して代替テキストを入れています。

SEOを意識してコーディングする。

SEOを意識してHTMLをかきます。
検索ロボットは、無駄なタグのない構造的なHTMLを好むと言われていますが、具体的にどのようにコーディングしたら上位にあがるかはわかりません。人それぞれ言うことが違うので試してみるしかありません。
例えば<h1></h1>の中にキーワードを入れると良いという人もいます。
私はキーワードを入れるために<h1>を使うのではなく、構造を作るために<h1>含む見出しタグと言われるタグを使うようにしています。

SEOの説明サイト

内部リンクを徹底する。

「ロゴ」、「グローバルナビゲーション」、「補足ナビゲーション」、「ローカルナビゲーション」でサイト内でリンクをはり巡らしています。
また、「ご近所のパン屋さん」という項目を作り、近所のパン屋のページにリンクをはっています。
人間だけでなく、検索ロボットもサイト内を移動しやすくなります。
パン屋の店名で検索すると、このサイトがわりと上位に上がることがあります。それは、パン屋の店名からそのパン屋の情報ページにリンクをはっていることで「関連性」が高まり、検索エンジンから評価されたからではないかと推測できます。

SEOの説明サイト

SEOに適したリンク構造にする。

リンクの質や関連性は、外部からのリンクだけでなく、内部リンクにも言えることです。

このサイトをサイトマップで表すと、下図のようになります。

SEOの説明

「パン屋 関西」というキーワードを設定したトップページは、「パン屋 大阪」、「パン屋 京都」、「パン屋 神戸」のキーワードを設定した3つのページからリンクをはられています。
リンク自体は3本ですが、「パン屋 大阪」、「パン屋 京都」、「パン屋 神戸」の下にはさらにその地区のパン屋の情報ページがぶら下がっていることになります。つまり、リンクの質が高くなるということです。
また、トップページは関西のパン屋と関連のあるパン屋のページからリンクをはられていることで、関連性が高くなっています。

もし「パン屋」というビッグキーワードで上位になろうと思ったら、理論的には下図のような階層構造を作り、ページをたくさん増やしてリンクの質や関連性を高めればよいのです。

SEOの説明サイト

Google Search Consoleの利用。

Google Search Consoleを使い、ほとんどのページがインデックス化されています。

URLの正規化。

このサイトのURLの場合、下記の6つのURLはどれも同じページを表示します。
http://miraiyanet.com/bread/
http://miraiyanet.com/bread
http://miraiyanet.com/bread/index.html
http://www.miraiyanet.com/bread/
http://www.miraiyanet.com/bread
http://www.miraiyanet.com/bread/index.html

検索エンジンは、これを全部別の物と認識してしまいます。そのことでリンクの分散が起きてしまい、SEO的に不利になると言われています。
URLを一つに統一することを「URLの正規化」と言います。
URLの正規化の方法には下記の3つがあります。

  1. 「.htaccessを使う」
  2. 相対パスではなく、絶対パスでリンク先を指定する。
  3. 「rel="canonical"」というタグを使う

このサイトは1の方法でhttp://miraiyanet.com/bread/に統一しています。
手っ取り早いのは1番です。ただし「.htaccess」を使えないサーバーもあります。
その場合は、2か3の方法になります。3については私が熟知していないので説明を省きます。

初心者にとって技術的に分かりやすいのは2の方法です。
内部リンクをはるとき、制作ソフトは「../index.html」という風に相対パスと呼ばれるリンクのはり方をします。
この相対パスでリンクをはるのではなく、絶対パスと呼ばれる(例:http://miraiyanet.com/bread/)でリンク先を指定してしまうのが2の方法です。

2の方法をとると自分のパソコン内でチェックをする時にURLがローカルとサーバー上と混在して面倒なので、個人的には1の方法がいいと思います。ここでは詳しく書きませんが、検索エンジンで「URLの正規化」「wwwのあるなし」「index.htmlありなし」といった言葉で検索すると、やり方を説明したサイトがうようよ出てきます。

外部リンクを増やす。

あまり力をいれていませんが、外部からのリンクとして、自分が運営する他のサイト、食べ物系のサーチエンジン、食べログのマイページからリンクをはっています。
ちなみに、かなり昔は外部リンクが増えればいい!というような時代もありましたが、今は違います。
リンクをはってもらうなら、質の高い、自分のサイトと関連がある内容のサイトからリンクをはってもらってください。

上位に上がるまでの経過。その他考察。

サイト公開時はパン屋の記事が13件。そこから3ヶ月間で記事を増やし、検索の1ページ目に入るようになりました。
食べログからリンクをはるなどしつつ、6ヶ月くらいで安定して3位前後。2010年になって2~3位をうろうろ。2010年5月ごろ一時的に順位が少し下がったのであわてて更新。2010年8月からは放置状態ですが、ずっと2位のままという状況です。

ちなみに、1位のサイトを抜くことは難しいと思います。
まず、リンクの年数が、当方の5倍あること。そして、一番大きいのは「内容の充実度」です。
1位のサイト様は掲載しているパン屋の数が当方とは比べ物にならないくらい多いですから。

とまあこのようにして、基本的なSEOを行うわけです。
SEOには、ページのテキスト量の中でどのくらいキーワードが使われているかや、キーワードのページ内での配置も関係するようです。(上部に持ってきた方がいいということは確かなようですが)
SEO業者であれば、もっと一般的に知られていない独自の手法をもっているのかもしれません。
ただ、私の経験では、このページに書いたリンクの関連性や質を高め、サイト内の記事をキーワードに合わせて充実させることで、そこそこ人気のあるキーワードでも上位にもっていくことができます。ただし、リンクの関連性や質というのは、サイトの企画・設計がきちんとできていなくては高めることができません。
サイトが完成してからでもSEOはできますが、SEOを重視するのであればサイトの企画からこのページに書いたことを意識してください。
技術的に取得に時間がかかるのはHTMLでの構造化くらいです。(もし自分でできなければHTML化は業者に依頼してください。ただし、きちんとしたHTMLが書ける業者に)
SEO業者に頼めば早いのかもしれませんが、予算がないのであればここに書いた必要最低限のことをやってみてください。